◎整体の効果
整体には、身体の機能を促進して自然治癒力を高める効果があります。
身体の機能が低下している状態とは、筋肉や関節が硬くなっていたり、血流が悪い、神経の乱れ、内臓の不調など様々です。
要員としては、仕事・家事での負担、姿勢の歪み、運動不足、柔軟不足、暴飲暴食、睡眠不足
など生活習慣の影響が大きく考えられます。
こういった要因を見極めて、身体の仕組みを改善していく事が大切になってきます。
◎マッサージの効果
マッサージにはご存知だと思いますが、疲労やむくみ、冷えなどの身体の不調をリラクゼーションと言われるようなリラックスする効果で取り除いていきます。
身体の不調が出る要員としては、骨格や神経の緊張、リンパの循環不足、精神的なプレッシャーなどが考えられます。
これらを、気持ち良く、流すように時間をかけてゆっくり緩めていく事で、筋肉・血流の変化が起きます。循環が良くなり回復されます。
施術の種類により、圧の強弱はあります。
マッサージは施術を受けている時のリラックス効果が最大の特徴になります。
◎私たちが考える「整体」と「マッサージ」の違い3ポイント
①目的の違い
この目的とは、「効果のねらい」になります。
・整体の目的は「身体の機能を促進して自然治癒力を高める」
→身体を改善していくために必要な施術を行い、機能の向上の仕組みを作っていく
・マッサージはリラックスする効果
→心身の疲労を軽減するために施術をし、その場の身体の緊張、血流不足を緩和させていきます
②施術方法
整体、マッサージ共に施術方法は様々ありますのでいくつか挙げていければと思います。
整体は、
・筋膜リリース
・あんまマッサージ
・鍼灸
・カイロプラクティック
・オステオパシー
・キネシオロジー
など聞き慣れた手技から、聞いた事がないような手技もあります。
施術によりソフト、ハードな手技があります。
マッサージは、
・リラクゼーション
・リンパマッサージ
・アロママッサージ
・コルギ
・ヘッドスパ
などどちらかというと、
マッサージの方が一般的に認知されている手技が多いかもしれません。
③施術時間
整体は、
「時間≠効果ではない」ので、歪みや神経を整えることが優先になります。
施術法にもよりますが、一般的に約15~40分の施術時間が多い傾向です。
例えば、「整体は時間が短いと効果が少ない」という事ではないのでご安心ください。
マッサージは、
「時間=効果」のところもあるので、時間をかけて身体はもちろんですが気持ちのリラックスも大切です。
こちらも施術法によりますが、約60~120分の施術時間が多い傾向です。
どちらも目的に合わせて施術時間があるので、それぞれ時間差も出てきます。
◎整体とマッサージどちらに行くのが良いのか
・整体の場合は
①痛みがある時
②神経の症状がある時(しびれなど)
③姿勢や歪みを改善したい
④内臓の不調などある時
⑤寝つきが悪い時
など不調を改善したり、姿勢などの歪みを整え、身体の仕組みを変えたい時に行くと良いでしょう。
・マッサージの場合は
①疲労を取りたい
②むくみを取りたい
③癒されたい
④筋肉の硬さを柔らかくしたい
⑤手足先の冷えを良くしたい
というようにその場の疲労やむくみ、冷えをしっかり取りたいような時に行くと良いでしょう。
それぞれ目的が違うので、どのような場合にどちらに行くと良いのかを分けてみました。
「腰痛をマッサージで」
というような目的と違った選択になると、せっかくの時間と労力が勿体無い形になってしまいます。
今回の内容を読んで頂いているあなたが、しっかりと目的に合った選択ができるようになればとお伝えさせて頂きました。少しでも参考になればと思います。